竹本 治2月29日4 分異次元の少子化対策は月々500円で実現できるのか(コラム#031)少子化はいよいよ深刻化している。「結婚しない、子供を産まない」ということも一種の「ノルム」(社会的規範)にさえなってきており、危機的な状態にある。国民負担を増やさないような小規模な対策をとっていては、ノルムは変わらないのだから、もっと激しくインパクトのある対策を打ち出すべき...
竹本 治2023年3月30日5 分「パスポート」から「ケータイ」に変われるか~マイナンバー・カードの近未来(コラム#020)マイナンバー・カードの交付枚数は最近随分増えて「普及」の段階に至った。これを、日常的に「使用」し、普段から「携行」するものにしていくためには、用途を積極的に広げるとともに、「番号は秘匿すべきもの」というイメージを払拭する必要がある。また、公金受取口座の登録を一般化することは...
竹本 治2023年1月30日5 分新しいフェーズに入った新型コロナ対策に期待すること(コラム#018)わが国における新型コロナ対策も、ようやく新たなフェーズに入る。5類になっても、政府が①エビデンスや論理性を重視して、②適時適切に政策対応を行い、③国民に分かりやすく説明していくことが求められるという点は変わらない。社会全体としては、当面の感染者数の増加を過度に恐れる必要はな...
竹本 治2022年4月10日3 分大震災とパンデミック~矜持とは(コラム#009)シンポジウム「新型コロナからの學び」(3月11日開催)では、医療従事者の職業意識についても議論した(概要はNPO健康医療開発機構HP、https://www.npotrnetworks.com/ )。人々の生活の安心・安全、インフラを担う職業の人々は皆さんそうであるが、いざ...
竹本 治2021年12月19日2 分国籍と水際措置(コラム#005)海外からの留学生が、水際対策の強化で入国できなくなっている。足許の「感染拡大防止策」の良し悪しを評価することは、本当に難しい。しかし、少なくとも「国籍」によって入国の可否を区別することが、感染対策上、本当に合理性があるのかどうか、冷静に考える必要がある。(ソーシャル・コモン...